すごく…大きいです…

喫茶マウンテンは険しかった。
名古屋人でありながら登山したことがないという非国民な私だったが、つい登山に挑んだ。
面子はユイツ氏(初日敗退)とDPS氏(初日敗退)とorioly氏(初日敗退)、そして私go to(初日は痛い)。
噂に名高いマウンテンという店は、我々の予想のはるか上空一万㍍にあった。
では我々を驚愕させたそのラインナップを紹介してみよう。

  • 甘口抹茶小倉スパゲティ

緑色のめんの上に生クリームと小倉あずきの乗った珍妙なスパゲティ。
口に含むとたちどころにその異質な甘さに精神汚染されてしまう。
エマージェンシー!
俺の中のデカが祭りを開催しだした。
緑色のめんがまるでケーキ菓子のような甘さで攻めてくる。めんの太さ硬さも狙ったかのようにありえない食感を与えてくる。
折原氏の提唱した「その眼を閉じ、心の眼でモンブランと見るべし」なる提言がなければ敗北は必至だった。

  • オムハンライス(白)

ちなみにオムハンライス(赤)もある。赤がケチャップ、白がマヨネーズどばどばというデュアルオーロラウェーブと予想する。
しかし実際に出てきたキュアホワイトはピラフの上に卵焼きを敷きホワイトソースをかけたものであった。
結構美味しいじゃないか、そう思って外側からライスを食べ進めていたら突如異質な肉の層にぶち当たる。
ん?これは…ハンバーグだー。ホワイトソースと卵焼きの下に巧妙に隠されてやがったー


メニューで見たときはオムハンライスて、ハンとライスが被ってんじゃんよ!とか思ったけどそんなことはなかった。ハンバーグなのね。なっとく。…するかっての。

  • ニワトリライス

ニワトリであってチキンライスではないらしい。
どうせならコーチンライスにでもすればいいのに、とか思うけど名古屋コーチンなど使っていない可能性大すぎるのでまあいっか。
これは単純に美味しかった。ように感じた。やつが現れるまでは。
その名もザ・グリーン。緑色したクールなやつさ。口に含むとオエってくるんだ。
一見ピーマンに見えるザ・グリーンはよくよく思えばピーマンにしては巨大であり、そして異常なまでにミズミズシイ。
なんだこの飽水感は?ま、まさかゴゴゴゴゴゴゴg
http://park7.wakwak.com/~nymidi/mountain/photo2/saboten.jpg
庭に生えているサボテンじゃねえの…?
店を出たとき確認したら、いくつか途中で切られてた。
とげが抜かれてるものがあったけど、あれはもうすぐ食べ頃ってことなんでしょうか。
自給自足の魂を見ました。

  • 和風パフェ

デザートも頼むことにした。
これにはいろいろと悩まされた。なんせカキ氷だけでも32種類ある。
イチゴ、宇治金時、ミルク、と普通のものが並んでると思いきや時折とんでもないものが紛れ込んでいて笑える。
 マンゴスペシャル(辛口)、イカスミ、バーモンド
なんでマンゴは辛いんだよ…、バーモンドってそりゃカレーだろ。*1
名前からは中身を想像できないものもある。
 グロセージャー、マメイ、タマリンドウ、
怖くて注文できない。


僕等が注文するときに隣の客の元にカキ氷が出てきた。
「ざわ…」という文字が見えた。ユイツ氏の上にざ、DPS氏の上にわ、があった。間違いない。
なんだあの巨塔は?*2
http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/mountain/report/ichigo_i.jpg


ヒヨル我々。無難な道を模索し、和風パフェに行き着く。よさそうではないか。
出てきたものは普通なパフェ…に鯛焼きを乗せ、小倉あずきてんこもりというものだった。
抹茶小倉スパであんこにうんざりしていたために結構堪えた。
どうせならイタリアンパフェにでもするんだったなあ。
しかもパフェ中腹にてグラスの中にスポンジ状のものがでーんと横たわっている。
カステラ?
これがまたモッサリモッサリしていて苦しい。


結局完食できたのは初っ端のスパゲティだけ。
あとはお残しという遭難となりました。
腹の中がパンパンだぜ。
もう食べれましぇーん。

*1:マンゴスペシャル(辛口)はチリソース、バーモンドはリンゴとハチミツらしい

*2:話によると作るときに手で固めながら氷を積むらしい